兵庫イチ押し銘菓「砥峰高原名物 あんまき」

fujioka 2011年3月23日 by fujioka

イチ押しスタッフの藤岡です。

今回は兵庫県にある砥峰高原名物「あんまき」の移動販売されている畠山さんを取材しました!

実は私、「あんまき」を知らなかったのです・・・「あんまき」とは??

(畠山氏)

鯛焼き、大判焼きなどの前身でしょうか、鯛焼きや大判焼きなど型に入れるものが出てきて、型のない「あんまき」は手間がかかるとして廃れていったのです。型があるほうがラクですから。

大正時代などの人は懐かしいとおっしゃると思います。

昔は炭火と鉄板で作っていたこともあり、さらに手間がかかっていたようです。

 

昔はたくさんお店があったようです。

取材前に姫路のお祭りに出店された際にお伺いし、焼いているところを拝見しました。

ピカピカの銅板に、均等にキレイな小判型に生地をひいて・・・これは職人技だと感じたのです!

やはり初めての方はなかなかうまく小判型にはできないようです。

タイミング良く、動画が撮れました!

 

型に入れる方がラクというのは、素人ながらにわかる気がします。

そして、気づいた方もおられると思いますが、生地跡がしっかりついているんですね、銅板に。

この銅板で何枚焼いてこられたんだろう、銅板いっぱいに並べて焼いた跡があるのです。

(畠山氏)

商売で考えると、ひたすら焼き続けて、出来上がった分しか提供できない。時間あたりに焼ける量も決まっていますしね。どれだけ焼けるかにかかっています(笑)

商売として、職人として、今まで焼いてきた分の足跡なんですね。

そして職人魂は技だけでなく、材料へのこだわりも・・・。

(畠山氏)

生地は広島県にあるヤマト食品さんの最高級ミックス粉を使用しています。

冷めるとフワッとした独特の食感となります。

最初は試行錯誤しながら生地の配分を決めていきました。

生地の状態が一刻一刻変わるので、一定にしていくのに気をつかいます。

このミックス粉、最高級とあるだけにコストがかかるそうです。

それでも畠山さんはこの食感にこだわって使い続けているのです。

そのこだわりが口の中でスッと溶ける食感を楽しめるのですね。

(畠山氏)

あんこは地元の福崎町にある「加瀬澤製餡」のあんこを使用しています。

添加物は一切使用せず、砂糖と塩だけの昔ながらの素朴な味です。

私は甘いもの好きなのですが、甘すぎるのは苦手で・・・。なので「あんまき」は甘め控えめあっさりです。

甘いもの好きだけど、甘すぎるのは苦手!よくわかります!私もです(笑)

たくさんの「あんこ」の中から気に入って選んだのが、地元では高級品として有名な「あんこ」だったようで、いまだにこの「あんこ」以上のものに出会ってないとか。

(畠山氏)

たまごも地元の市川町にある「田隅養鶏場」の「タズミの卵」を使用しています。

全国ブランドの高級品で、デバートでの販売価格は・・・(笑)←聞いてビックリby藤岡

ひよこの段階からエサと水にこだわる、安心がみえる卵なんです。

なんだかとっても美味しそうな卵♪卵かけご飯をしてみたいと密かに思いました(笑)

2003年に「あんまき」を始めて、最初は【こしあん、白あん、カスタード】の3種類からスタートし、2004年に【つぶあん】を追加、2005年には【抹茶あん】を追加したとのこと。

どうやら関西の方は<つぶあん>が好きな方が多く、食感あわないからと避けていたそうですが、どうしても【つぶあん】もつくってほしいとの声に応えて登場したようです。

そして、一番最初は白あんではなく、チョコレートだったそうで・・・。

チョコ好きな私はどうしてやめたのかを聞きますと・・・

(畠山氏)

私もチョコレートが好きなのですが、自分に納得できるものにまだ出会ってないんです。

かなりたくさんのチョコレートを取り寄せて試したのですが・・・。

何かいいのないですか?(笑)

 

なんと、ご自分の納得するチョコレートに出会ってないからでした!

美味しいチョコレートをご存じの方、是非情報をください(笑)チョコあんまきが食べたいです!

そして食べるタイミングもおススメがあります。

(畠山氏)

目の前で焼いていると、焼き立て頂戴って言われるんですけど、おススメしません。

冷めてからがおススメなんです。

焼き立ての“かたさ”がなくなる頃がおススメです。

そうなんです!私、初めて食べた時、ビックリしました!

ホントに口の中で溶けていくんです♪冷めた頃に生地とあんが絶妙になじんで、一番美味しく食べられるそうです♪さらに前もっての作り置きもせず、時間がかかっても当日に作るそうで、良いものを食べてもらいたい気持ちが伝わってきます。

そんなこだわりを持つ畠山さん、「あんまき」を始められたキッカケなどお伺いしていると・・・とっても波乱万丈!?いろんなご経験を積み重ねて今があるようです。

今年46歳になられる畠山さんは横浜で生まれ、お父様の転勤により、大阪、栃木と引越しをされたそうです。

そして気に入った関西で大学にすすみ、睡眠時間を削って(笑)たくさんのアルバイトや大好きなビリヤードを楽しまれ、大学後は起業し、時計の卸をされたそうですが数年後詐欺にあい断念。その後サラリーマンを3年経験し、フリーマーケットを主宰したり、骨董品屋さんをしたりと、いろんな分野にチャレンジされたようです。

そして、田舎に住みたいという想いから、大阪、神戸よりどんどん西へ、北へ・・・今の神河町へ移り住んだそうです。2003年にご結婚され、奥様とご一緒に「あんまき」商売を積み重ねてこられています。最近はお祭りのお世話係や組合のお仕事なども増え、奥様が焼くことの方が多いとか☆

神河町にある「砥峰高原」、映画「ノルウェイの森」のロケ地にもなった素晴らしい場所で、とってもカワイイ♪ワーゲンバスにて販売されています。

   

秋のススキシーズンには砥峰高原にいらっしゃるようですが、初詣の安志稲荷、相生ペーロン祭、姫路ゆかた祭り、香住花火大会、各地のお祭り、赤穂の義士祭など、県内のアチコチのいろんな時期のいろんなお祭りに出店されています。年に数回、広島、島根、京都など県外に行かれ、1年に1回の「あんまき」を楽しみにしている熱烈なファンがいらっしゃるとか!

さらに驚いたのが、夏の日本海でのお祭り、2時間待ちの行列ができたこともあるそうで、暑い夏にも大人気な「あんまき」なのです☆

季節に応じて商品を替えるお店もあるそうなんですが・・・

(畠山氏)

あんまき=畠山 になるように、これ1本でやりたかった。

売れようが売れまいが、しつこいくらいに「あんまき」を出し続けました(笑)

その甲斐あってか、兵庫県内では、老舗のお店より有名に!?(笑)

ご自分の想いを、信念を曲げずにただひたすら取り組んでこられたのだと感じました。

数年前には豚インフルエンザでイベントがことごとく中止になり、収入ゼロの時もあったそうです。

そんな危機も乗り越えて、今新たな挑戦を試みていらっしゃいます。

私が「あんまき」の畠山さんを知ったのはTwitterでした。

畠山さん、初めは全くTwitterに興味がなかったそうですが、ある方のファンで、その方のつぶやきを見るために始めたそうです。誰かのつぶやきを見るためだったのですが・・・、なんと商売に活かせることを知り、たちまち虜に!

2010年7月に始め、2011年3月23日現在フォロワー約5万3千人という、有名人並みのフォロワーさんがいらっしゃいます。

Twitterのオフ会や勉強会で前向きな方とたくさん出会い、刺激を受け、初めてのプレゼン経験や、新たな提案を受けたりもされているようです。

最近ではFacebookも始め、Twitterと連動させ、数年前に挑戦したくて断念したネット販売で、こだわり「あんまき」を全国の皆さんにも食べていただこうと挑戦を始めてらっしゃいます。

また、お店を出してない日に砥峰高原に来られたお客様にも、お土産として楽しんでもらうことも計画中だとか。

取材の最後に「裸一貫でチャレンジし続け、いろんな世界を見、正直者がバカをみることも・・・、でも自分にウソをつきたくない」と言う畠山さん、このこだわり「あんまき」はそんなところから誕生したのだなぁって感じました。またお祭りで出会うたくさんの人も大切にされて、子供だったお客さんがアルバイトしてくれたり、今でも親子で挨拶してくれたり、とても素敵な人柄と感じます。

そんな夫妻の「あんまき」、移動販売ということで・・・いつ、どこに出店されるかはTwitterで♪

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